全国でも栽培している地域は僅かです。 平成23年当時四万十市で4トンしかありませんでした。大変希少な酢ミカンです。 ・・・だから「幻の果実」なのです。 現在、四万十市の支援もあり、令和2年ようやく20~30トンの生産量で推移しています。 また、ゆずでもなく、スダチでもない禁断の果実とよばれています。 味は、さわやかで、皮を薬味に使用できます。無農薬でも病気も虫も寄せ付けない強い生命力があります。まさに「酢の王様」です。
生命力が強く・・100年・・・実際に四万十にそんなぶしゅかんの木があります。 普通のミカンは40年から50年で植え替えをおこなっています。 特色は「皮を食べることができる」ということです。今はゆず等の皮も食べるようになっていますが、以前はぶしゅかん以外はこちらの人は食べようとしませんでした。これは、酢ミカンでは、ぶしゅかんの皮しか食せない=ぶしゅかんの皮はいろんな料理に使うことが出来、食文化として定着し、非常に愛されていたからです。 ぶしゅかんの酢・皮、生姜、味噌、じゃこ・魚で酢味噌をつくる・・・夏場なんか最高です。夏バテも解消! 焼酎との相性も最高で、四万十市内の居酒屋・料亭・スナック・バーで、ほとんどの店がお客様に飲んでいただいています。四万十市でぶしゅかんの酎ハイを飲まないのは、ありえない、これが常識になっています。